抗精神病薬評価の短縮/簡略化について
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<訪問診療対応>
診療時間
月・金(午前のみ)火水土(午前・午後)
午前 10:00~14:00/午後 16:00~20:00
<休診>
木日祝 月・金曜午後(訪問診療)
※検査についてのご予約は電話でお願いします。
磁気刺激によるうつ病(うつ状態)の治療です。
一度のお試し・相談だけでも大丈夫です。ご興味がある方は電話で相談を受けております。または、問い合わせフォームから、メールアドレスか電話番号、件名に「rTMS相談希望」と記入し送信してください。当院から御連絡させて頂きます。
※一日に複数回(最大3回)のセッションを行う加速型rTMS(Accelerated rTMS)を開始しました。実施期間の短縮が可能です。
「不登校・ひきこもり講座」
※今年の12月で終了の予定です。
※録画配信のみとなりました。
内容: 不登校・ひきこもりの対応
主には不登校の保護者対応についての内容です。
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薬剤の評価は効果だけではなく、副作用についても慎重に評価して、有効性があり、副作用の少ない薬剤のみを認可するのが望ましいと思われます。 しかし、薬剤認可までの煩雑な過程により、もっと早く入手できるはずの薬剤の発売が遅れ、患者さんの利益が損なわれている面も指摘されています。...
もりさわメンタルクリニック
2020年1月23日読了時間: 2分
アメリカで新しい睡眠薬(レンボレキサント)が承認
睡眠薬としては、様々な弊害が指摘されながらも、ベンゾジアゼピン系薬剤が頻用されているのが現状です。 ベンゾジアゼピン系薬剤はGABAと呼ばれる抑制系の神経を介して睡眠をもたらす仕組みを持っており、歴史的には従来の薬剤に比較して、依存性や身体的な影響が少ない非常に有用な睡眠薬...
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もりさわメンタルクリニック
2020年1月21日読了時間: 2分
脳梗塞後の“嘆き”はうつ症状か? 感情失禁か?
昨日は脳血管障害による感情失禁(激しい嘆きや笑いが些細なきっかけで生じ、コントロールできないこと)が慢性化した場合の薬物療法についてご紹介しました。 今日は、脳梗塞後に生じたうつ症状と思われていた例についてご紹介します。 Crying But Not Depressed:...
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もりさわメンタルクリニック
2020年1月20日読了時間: 2分
脳の血管障害に伴った感情失禁に対する薬物療法
脳梗塞や脳内出血等の血管障害によるイベント後に著しい感情の不安定さが生じることがあり、“感情失禁”と呼ばれます。 仕組みとしては縫線核と言われる部位から脳半球へのセロトニン作動性の繊維が障害されることが指摘されており、セロトニンを増加させる抗うつ薬(SSRI)の投与が有効で...
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もりさわメンタルクリニック
2019年12月29日読了時間: 2分
抗精神病薬の用量による効果の違いについて
薬剤は(認められている用量の範囲で)多く使用すれば、その分良く効いてくれるはず……そのように考えて薬の量が増やされる場合が多いと思います。 しかし、案外この 多い使用量→強い効果 というのは明らかになっていない場合もあり、また、本当はどの程度使用したら十分なのかについても強...
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2019年11月18日読了時間: 2分
妊娠中や出産後のリチウム使用による影響
双極性障害等の躁状態が出現する病態に使用される薬剤の一つとして金属のリチウムがあります。 血中濃度の管理さえ行えば比較的安全性の高い薬剤として知られていますが、中毒や腎障害等の副作用が存在し、注意が必要です。 今回は特に妊娠に関連した危険性について調べた研究(メタアナリシス...
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2019年10月30日読了時間: 2分
ベンゾジアゼピン系の処方と自殺との関連
ベンゾジアゼピン系と呼ばれる共通の化学構造をもつ薬剤について多くの弊害が指摘されています。 元来は不安を鎮めたり睡眠導入のために使用されていた他の薬剤に比較して副作用が少ない薬剤として登場した経緯があり、現在でも非常に広範に使用されています。...
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2019年10月6日読了時間: 3分
抗うつ薬の副作用について
代表的な抗うつ薬であるセルトラリン(商品名:ジェイゾロフト)の添付文書中の一部を抜粋させてください。 4. 効能又は効果 うつ病・うつ状態 パニック障害 外傷後ストレス障害 5. 効能又は効果に関連する注意 〈効能共通〉 5.1...
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2019年9月30日読了時間: 1分
不眠の治療で自殺願望(希死念慮)が軽減するか?
うつ病の際、睡眠状況が悪化するのが一般的ではありますが、自殺願望(希死念慮)との関連は定かではありません。 眠れない状況でネガティブな思考が深まるのはイメージとしてはあり得るのかもしれませんが、実際に睡眠の状況を改善したら、希死念慮は軽くなるのでしょうか? 今回は、このよう...
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2019年8月26日読了時間: 1分
オランザピンは精神病性うつの再発を予防する
うつ病の中でも、妄想等の精神病性の症状を伴う精神病性のうつ病が存在します。 社会生活への影響や自殺の危険性が大きく、一度症状が軽減しても特に経過観察に注意が必要な病態として知られています。 今回は、精神病性のうつ病に対する治療として抗精神病効果のあるオランザピン(ジプレキサ...
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2019年8月6日読了時間: 2分
統合失調症治療におけるクロザピンの総合評価
統合失調症に対し、2種類以上の抗精神病薬を4週間以上投与しても十分な症状改善が得られない場合を「治療抵抗性」と呼ぶことがあります。 この治療抵抗性の統合失調症に用いられる代表的な薬剤として、クロザピンがあります。 強い抗精神病効果がある反面、無顆粒球症や糖尿病等の重篤な副作...
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2019年7月27日読了時間: 2分
遺伝的な発見を治療に生かす
精神科の領域でも様々な遺伝子上の変異が発見されています。 しかし、それらの発見が、適切な治療内容に結びつく例は乏しく、遺伝的な発見と治療内容との間には大きなギャップがあるのが現状です。 今回は、希少な遺伝子変異をもつ親子で、遺伝情報に基づく治療が実際に効果をもたらすのかを調...
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2019年7月22日読了時間: 1分
新規薬剤の有用性について
新しい治療法は古い治療法よりも優れている。新しく発売された薬剤はきっと今までのものよりも効果があるだろう……私たちはそのように考える傾向があります。 今回は、ドイツにおける新規発売の薬剤について、その実際の効果を第三者の調査機関が調べた研究をご紹介します。 More...
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2019年6月3日読了時間: 2分
妊娠期の服薬と発達障害のリスク
基本的には妊娠期の服薬はできるだけ避ける方針をとりますが、なかには妊娠中に使用しても胎児にほとんど影響がないと言われている薬物もあります。 しかし、向精神薬は明らかに影響が大きいものや安全性が証明されていないものでほとんど占められており、妊娠期の使用を中止するか、影響が少な...
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2019年5月25日読了時間: 2分
抗ADHD薬は長期間投与した時点でも有効なのか?
薬物療法を長い間続けたときの影響について尋ねられることがあります。 例えば ①身体的な副作用 ②慣れが生じて効果がなくなってしまわないのか(効果の持続性)についての質問が良くきかれます。 今回は②について、2年以上の期間にわたって抗ADHD薬を続けた後でも、効果が持続してい...
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2019年5月12日読了時間: 2分
“抗うつ薬は太る”は本当か?
病状から検討し、うつ病やパニック障害、強迫性障害等の薬物療法をすすめる時にしばしば聞かれる質問があります。 “その薬(=抗うつ薬)は太りますか?” この問いに対して答えることはなかなか難しく、体重の増減は個人差があります。...
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2019年3月23日読了時間: 2分
ADHD薬の副作用について
ADHD薬の副作用として、食欲の低下・睡眠障害・頭痛・吐き気などが知られています。 現在この種の薬剤のうち、「中枢刺激薬」に分類される薬剤が有効率が高いとされています。日本ではメチルフェニデート(商品名:コンサータ)が用いられていますが、アメリカではアンフェタミンがより多く...
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2019年3月21日読了時間: 2分
薬の“その他の部分”に注意する
薬剤は効果を持つ薬剤の本体と“その他の部分”から成っています。 通常、「賦形剤」等と呼ばれることの多い部分ですが、乳糖やコーンスターチ、ポリエチレングリコール等、様々なものがあります。 役割として、タブレットやカプセルのように物理的に扱い易くしたり、吸収し易くしたり、安定性...
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2019年3月13日読了時間: 2分
スパイスが薬と同じくらいADHDに効く?
サフランというスパイスについては私も聞いたことがあります。 クロッカスとよく似た花のめしべから取れるのですが、機械での採取ができず、すべて人力で手間がかかり、値段も高く、高級スパイスとして知られているらしいのです。 90%がイランの原産で、古くから抗けいれん薬や消毒薬などと...
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もりさわメンタルクリニック
2019年3月4日読了時間: 2分
せん妄に対する良い治療選択は?
認知症に合併したり、手術などの身体的侵襲、その後の集中治療室での治療など閉鎖的な環境変化等に続いて起こりやすい病態として「せん妄」が知られています。 ややぼーっとしようようになって辻褄の合わないことを言われたり、実際に存在しないものが見えたりすることも多く、また、時間帯や日...
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