アメリカのFDA(食品や薬品の管理を行う組織)がADHDの症状を改善するゲームを認可し、アメリカ国内での処方が可能となりました。
ゲームが認可されるのは、他の疾患も含めて初めてであり、今後デジタルコンテンツが認可される場合のモデルケースとなることが期待されています。
このゲームは600人の参加者を含む研究で有効性が確認されており、不注意優勢型のADHDか、多動・衝動性との混合型でも不注意のあるADHDに有効とされています。
大きな副作用は確認されていませんが、研究で認められたのは攻撃性、苛立ち、頭痛、めまい等が低い頻度で認められるようです。
メーカーであるAkiliが認可について説明しているページやゲームの説明では、カワイイ馴染みやすいキャラクターが水中を走る乗り物に乗って走行する姿が描かれており、広い年代で受け入れられることが期待できそうです。
もし、日本人でも効果が得られるならば、薬剤以外の選択肢としてゲーム好きの世代に試みてもらえたらと期待が膨らむニュースでした。
#ADHD
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