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コーヒーはどのように肝臓を保護するのか?


コーヒーを飲んでいると肝がん等の肝疾患の割合が減ることから、しくみまでは明らかでないものの、コーヒーには何らかの肝臓保護作用があるのではないかと指摘されてきました。


今回は、コーヒーを飲むことが体内の代謝産物とどのように関連し、肝疾患の発症予防に影響するのかを検討した研究をご紹介します。


血清中の代謝産物、コーヒー、肝がん発症、肝疾患による致死率との関連


肝がんの221例、重篤な肝疾患242例と健常者の対照群とが調査の対象となりました。


結果として、以下の内容が示されました。

①チロシンと2種の胆汁酸(GCDCAとGCA)は肝疾患に罹る場合には高く、コーヒーを飲んでいると低くなっていました(例:高値が出現する割合が、肝がんで約3~4倍)。


トルゴネリンというコーヒー中に含まれる物質や他の関連代謝物質(6種)は肝疾患に罹る場合には低く、コーヒーを飲んでいる方が高くなっていました。 今回の研究は、関連が想定される多くの物質についてかなり網羅的に調べたもので、実際に多くの代謝物で関連が示された内容でした。


どの物質が特に関連が深く、どのようなしくみで効果が生じるのかまでは明らかではありませんでしたが、コーヒーの肝臓保護作用を確認した内容となっていました。

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