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パンデミックによる若年者の精神状態への影響


◎要約:『COVID-19によるパンデミックによる影響は、症状の種類や元の状態像によって様々である』





今回は、COVID-19パンデミックによる若年者の精神状態への影響を比較的大きな規模で調べた研究をご紹介します。


COVID-19パンデミック期間前、期間中における若年者の精神状態への影響

Longitudinal Changes in Youth Mental Health From Before to During the COVID-19 Pandemic


アメリカにおける研究で、パンデミック期間前から経過観察を行っている若年者1,229人(平均10.68歳、50.9%女性)が対象となりました。


結果として、以下の内容が示されました。


・パンデミック期間中には、行動として現れる問題や不安、ADHD症状に関してはやや減少、うつ症状に関してはやや増加していました。


・特に、パンデミック期間前から軽度の症状があった場合には、行動面で現れる問題が軽減していました。




元の症状がある場合には、外部との接触が減ることで、不安などが軽減される可能性が考えられる内容でした。

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