今まで、中年期の活動も後の認知症を予防する可能性が指摘されてきました。
今回は、余暇活動の活発さは特に認知症予防に貢献しないのではないか、という内容の論文を紹介します。
余暇活動への参加と認知症リスク
前向きのコホート研究と呼ばれるデザインで、8,280人(最初の活動性評価時の平均は55.8歳)で、その後18年間の経過を追跡しました。
結果として、少なくとも最初の評価である56歳前後の余暇活動の活発さや内容は、後の認知症リスクに影響を与えていませんでした。
もっと後(高齢期)の活動性評価については、活動性が低いことが、認知症リスクと関連していましたが、これは原因というよりも認知症発症(診断は平均76.2歳)の前兆と考えられました。
つまり、中年期の活動性は今回の調査では、後の認知症発症リスクと関連してしませんでした。
これで、中年期の活動性と認知症発症との関連性が否定されたわけではありませんが、一概に余暇の活発さが認知症を予防するとも言い難いようです。
#認知症
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