発達障害(自閉症スペクトラム障害や注意欠陥多動障害など)について、妊娠中や発達早期の食内容との関連が指摘されてきました。
今回は、保存料や着色料が子どもの多動性にどのような影響を与えるのかしらべた研究をご紹介します。
添加物と3歳、8/9歳の子どもにおける多動的行動
3歳の子ども153人と8/9歳の子ども144人が調査の対象となりました。
何も入っていない偽薬を比較対照として、保存料(安息香酸ナトリウム)や着色料(2種)を含む飲料を飲み続けた場合と比較しました。
結果として、保存料や色素添加物を摂取した場合の方が、3歳(着色料2種のうち1種)、8/9歳(着色料2種とも)において、多動性が高まっていました。
実際の生活の中でどのくらいの影響が出るのかは定かではありませんが、比較的安全性が高いと言われ広範囲に含まれている保存料や着色料でも、子どもの行動に影響を与える可能性は否定できないと思われました。
#発達障害 #注意欠陥多動障害
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