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執筆者の写真もりさわメンタルクリニック

妊娠・子育て時期における女性の自殺傾向


自殺は妊産婦の死因のうち、主要な原因の一つとなっています。


特に妊娠・出産・子育てのストレスがどのように自殺や自傷と関連するのか、アメリカにおける最近の傾向を調べようとした研究をご紹介します。


出産前後1年間における女性の自殺傾向について


2006年と2017年において、希死念慮・自傷・自殺企図について調査しています。


結果として、2006年→2017年の順で示すと、希死念慮は0.1%→0.5%、自傷は0.1%→0.2%、自殺企図は0.2→0.6%といずれも大きく増加しています。


特に関連する条件としては、非ヒスパニック系黒人、低収入、低年齢、不安障害やうつ病の合併が挙げられました。


全体の自殺率も増加していますが、特に妊娠・子育て時期の女性に焦点を合わせた対策が必要であると思われました。


#自殺

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