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妊娠中の大麻類使用は子どもの糖代謝に影響する


妊娠中のタバコやアルコールを始めとする物質使用については、子どもに神経領域等を中心とする大きな影響が示されています。


今回は、妊娠期の大麻類使用と子どもへの身体的影響を調べた研究をご紹介します。



Fetal Exposure to Cannabis and Childhood Metabolic Outcomes: The Healthy Start Study

大麻類への胎生期暴露と子どもの代謝


Healthy Start studyという研究に参加した103組の母子が対象となりました。


妊娠27週の尿サンプル中に検出された12種類の大麻類代謝産物と子ども(5歳前後)の糖代謝を調べました。


結果として、糖代謝に関連する各指標が()内の数値で高くなっていました。


空腹時血糖 (5.6 mg/dL)


脂肪除外重量 (1.2 kg)


脂肪重量 (1.0 kg)


肥満度 (2.6%)


要約:『妊娠中の大麻類摂取は、子どもの糖代謝や体格に影響を与える可能性がある』


少数例であり、あまり確かなことは言えないかもしれませんが、胎生期に大麻類の成分に暴露されることによる子どもへの身体的影響が考えられました。



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